ニュースレター

<<【旭区在宅医療・介護連携相談支援室】に戻る

【ニュースレター】一覧をみる>>

ニュースレター3号
発行日:2019/07/18
更新日:2019/08/01
ニュースレター3号

旭区在宅医療介護連携推進会議 (Bグループ会議)が開催されました

実施日時:
令和元年7月17日(水)13:30~15:00
会場:
旭区保健福祉センター分館1階
出席者:
Bグループメンバー16名
実施内容:
①グループワーク「もしバナゲーム」
②事例検討「本人のACPを専門職がどう支えるか」

■Bグループの目的

それぞれの立場(職種)でACPにどのように関われるのかについて考え、思いを共有し、それを多職種間でどうつないでいくのかついてBグループの皆さんで議論を進めていきます。また来年1月、区民ホールで行う多職種研修会もこのグループで企画していきます。

■グループワークの様子

最初に「もしバナゲーム」を行い、自分自身の人生の最期の迎え方、過ごし方について考え、それをグループ内でシェアすることで生まれた気づきを活かしながら、ACPの事例検討を行いました。

もしバナゲームでは、共通する価値観や違う価値観、新たな価値観があることを再認識できたというお声を多く頂きました(それぞれの終末期のイメージや時期でも、選ばれるカードが違ってくるようでした)。

ACPの事例検討では、本人の本当の思いを専門職の立場から想像することから始まり、それぞれの立場からできる支援について、多くのご意見が出されました。

歯科医の先生からは、「リハビリは歩けるようになること」だけにフォーカスされる傾向にあるが、経口摂取も同様に重要なリハビリとなる。特に高齢になると話する機会が少なくなり、口を使わなくなる。嚥下訓練だけでなく、デイサービス利用など、他の方とお話しする機会をしっかり作ってあげるのも専門職の役割ではないか。

訪問看護師さんからは、専門職それぞれに、支援の方法や領域の違いがあるので、専門職同士が、お互いの支援内容について理解を深めることが、本人を支えるACP実現のためには重要ではないか。

・・・など、その他様々な本当に貴重なご意見を沢山頂きました。

アンケートからのみなさんのご意見

  • 自分の最期は考えてなかったのですが、今後考えなくてはと思いました。
  • 人の価値観の多様さを感じました。利用者も多様な価値観を持っていることを前提に意向確認する必要があると感じました。
  • お話ししやすい方ばかりがメンバーでした。
  • 退院後の地域での実際の生活を知ることが困難で、退院時の判断を振り返る機会がない。連携の中でその点がつみ重ねられると良い。

次回の会議のお知らせ

■ワーキングAグループ会議(第2回)
日時:
令和元年8月21日(水)13:30~15:00
場所:
保健福祉センター分館1階
■ワーキングBグループ会議(第2回)
日時:
令和元年9月18日(水)13:30~15:00
場所:
保健福祉センター分館1階
今月のスタッフひとことスタッフ写真お忙しい中、お時間を作ってご参加して頂きまして本当にありがとうございました。意思決定の支援というのは、本人の希望をただ言葉通りに聞き入れる事ではなく、専門職は、広い意味での助言者となって、本人の価値観を十分に理解した上で、より良く合う治療やケアはどのようなものなのかを本人と共に考える過程が大切であるということを、みなさんの議論から教えられたような気がしました。

各種メニュー

医療機関ガイド

検索条件を指定して医療機関を検索できます

休日・救急時の診療

住所・地図・電話番号・交通アクセス

旭区在宅医療・介護連携相談支援室

住み慣れた地域に積み続けたまま治療と介護を受けるために

往診

各地区での往診相談可能な病院・診療所の一覧はこちら

特定健診・がん検診等

特定健診・がん検診等を行っている医療機関の一覧はこちら

予防接種

各予防接種を行っている医療機関の一覧はこちら

更新情報・お知らせ

ウェブサイトの更新情報や医師会からのお知らせの一覧はこちら

各種ご案内